山田真哉さん主催の、「日本タイトルだけ大賞」に行ってきました。
大賞に選ばれたのは、
- ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話/マネー・ヘッタ・チャン
- ¥1,050
- Amazon.co.jp
タイトルだけでなく、内容も濃い本が選ばれました。
シニカルで、それでいて物事の本質をつく内容に
ドキッとさせられます。
第2部は、
「2009年出版業界振り返り 業界人討論会」
ワタシも、自分で本を出してはじめて
本の流通の仕組みを知ったのですが、
本って、本屋さんから出版社へ
返品フリーなんです。
どういうことかというと、
新刊本は売れないと、すぐに本屋から出版社へ返品されてしまうというわけ。
そのとき出版社は、返品された本の代金を、本屋さんに返金しないといけません。
だから、返本されても返金はしたくない出版社は、
とにかく、次々に新刊本をだして、本を売ろうとします・・
でも、その本は、また返本されて。。
という、悪循環らしい・・です。
今日、NHKでリーマンショックの特集をやっていましたが、
わたしたち人間って、
いつかは破滅するとわかっている仕組みを、
どうしてやめられないんでしょうね・・・